トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、アレクサンダー・アルボンは2020年もレッドブル・ホンダに残ると信じていると語る。アレクサンダー・アルボンは、今年のオースラリアGPでF1デビューを果たすと、すぐに印象的なパフォーマンスを発揮。バーレーンと中国でポイントを獲得。前半戦で成績不振と判断されたピエール・ガスリーに代えて、レッドブルは経験方法なダニール・クビアトよりもアレクサンダー・アルボンを後任に抜擢した。
アレクサンダー・アルボンは、すぐに勝利を期待されていないプレッシャーの少ない環境も手伝い、F1ベルギーGPでは最後尾からスタートして6位、F1イタリアGPではペナルティを受けつつも6位と、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが苦戦するなかで結果を出した。アレクサンダー・アルボンがトロロッソに戻ってくる可能性はあるかと質問されたフランツ・トストは「残念ながら、彼はいなくなってしまったが、F1では何が起こるか決してわからない」と Reuters にコメント。しかし、フランツ・トストは、トロロッソが生み出したドライバーがレッドブルに昇格したことを喜んでいると語る。「レッドブルが外部からドライバーを連れてきていたら不満に思っていただろう」とフランツ・トストはコメント。「その後、我々は深刻な問題が発生していたはずだ。我々のドライバーが十分である限り、問題はない。私はそれについてとても幸せだ。ドライバーがレッドブル・レーシングに行ってレースに勝てば、気分はいい。それがベストだ。我々が宿題をこなしたということだからね」