トロロッソ・ホンダは、今週末のF1メキシコGPでも新しい空力パッケージの評価を継続。今回はブレンドン・ハートレーのマシンにだけアップグレードされたフロントウイングとフロアが搭載される。トロロッソ・ホンダは、先週末のF1アメリカGPで空力アップグレードを投入。ピエール・ガスリーが3回のプラクティウで新しいパッケージを走らせた。
しかし、F1アメリカGPでは金曜日のプラクティスがウエットコンディションとなり、アップグレード版のパーツを評価することが難しく、ドライで行われたフリー走行3回目(FP3)だけでは、アップグレードの効果をしっかりと評価できなかったため、予選に先立ってチームは古い仕様に戻すことを決断した。ブレンドン・ハートレーは「データ面でエンジニアが調べなければならないことがたくさんあるのは確かだ」とコメント。「ピエールはエアロを走らせたFP3でのバランスに満足していなかったと思う。それが彼らがアップグレードを外した理由の一部だ」「どのようなパフォーマンスを発揮するか、僕たちがそこからもっと多くのパフォーマンスを得ることができるかどうかを確認するのは興味深い」トロロッソ・ホンダは、新しいウイングとフロアで予選とレースでブレンドン・ハートレーのマシンに搭載し続けるかを再びプラクティスセッションで評価して決断していく。今回の空力アップグレードは、トロロッソ・ホンダが残りのレースでトップ10争いに加われることを再確立するための重要なものと見なされている。トロロッソ・ホンダは7月のオーストリアGPで大規模な空力アップグレードを導入したが、大部分のパーツが失敗に終わっており、ホンダのアップグレード版エンジンだけでは十分にパフォーマンスをゲインできていない。ピエール・ガスリーは「オースティンでは気象条件が理想的ではなかったし、FP3までに新しいパッケージを走らせることができなかった」とコメント。「基本的にパッケージを使い方、ポテンシャルをフルに引き出す方法を本当に理解するためにはもっと多くの走行距離を重ねて、たくさん走る必要がある。だから、僕たちは予選でそれを外した」「今週末、僕たちは再びそれを走らせることになるだろう。パーツは1つしかないので、今回はブレンドンのマシンに搭載されることになるし、パッケージの使い方についてもう少し学べることを期待している」
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