トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、F1ロシアGPの決勝レースでトロロッソ・ホンダの2台に発生したブレーキトラブルについて語った。トロロッソ・ホンダの2台は、パワーユニット(PU)交換によるペナルティでグリッド降格となり、ピエール・ガスリーが9列目17番手、ブレンドン・ハートレーが最後尾20番手からスタートした。
しかし、スタート直後から2台ともにブレーキ関連のトラブルに直面。ブレンドン・ハートレーは1周を終え当初の戦略通りにピットインし、レースに戻りるが、ブレーキの状態に変化はなく4周を走行しピットに戻りリタイア。ガスリーもほぼ同タイミングでピットインし、リタイアとなった。フランツ・トストは「両マシンがリタイアという結果になり、トロロッソにとってとても悔しい日曜となってしまった」とコメント。「原因は解明中だが、フロントのブレーキが熱を持ってしまい、キャリパーのピストンの一つが戻らない現象に陥ってしまった。これが原因でブレーキフルード(ブレーキオイル)がオーバーヒートを起こし、ブレーキペダルが戻らなくなってしまったようだ。よって、残念ながら両マシンともリタイアせざる得ない状況となってしまった」「マシンはパルクフェルメにて車両保管されていたので、もちろん昨日からなにもマシンへの変更は行っておらず、なにが原因だったのかを解明する必要がある」「このレースウイークでのポジティブな面は、ホンダの新しくアップグレードされたPUですばらしい進化を見られたことだ。これから気持ちを切り替え、鈴鹿でのレースがいい一戦となるよう、チーム一丸となり万全に準備していきたいと思う」OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "JrYnliZzE6GR-RLGK0JTFCqlGR90b0-a");});関連:F1ロシアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが今季8勝目!メルセデスが1-2!
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