トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ピエール・ガスリーは“成熟したドライバー”になったと評価する。今シーズン、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたピエール・ガスリーは、バーレーンで4位、モナコで7位と入賞しており、先週末のハンガリーでは3度目の入賞となる6位でフィニッシュを果たした。
ピエール・ガスリーは、今シーズンここまでのトロロッソ・ホンダは28ポイントのうち26ポイントを獲得してる。「FP1から我々は競争力があった」とフランツ・トストは Auutosport にコメント。「ピエールはほぼずっとトップ10内にいたし、我々は良い仕事してポイントを獲得することができるとかなり確信していた」「我々が予選で6番手と8番手で終えるとは思ってはいなかった。だが、我々は難しいコンディションのなかで非常に良い予選を戦い、ウエットでのクルマが非常に競争的であることを示した。両方のドライバーが非常に良い仕事をしたと言わなければならない」「ピエールは良いスタートを切り、6位を守り、トラブルなく完走した。彼はレースをコントロールしていた。少し速く走らなければならないときも彼はすぐにそれをこなした。タイヤや燃料をセーブすることにはまったく問題はなかった」「彼は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。そして、彼は非常に成熟したドライバーになった」「彼はパフォーマンスを改善しているところだし、理解を深めているところだ。F1は複雑だが、彼は全てのツールをアドバンテージにしている。本当に感銘を受けている」フランツ・トストは、トロロッソがホンダのF1エンジンのパワー不足がそれほど表れないモナコとハンガリーでしっかりと良い結果を残せたことに安心していると述べた。「我々に合っているそれらのトラックでチャンスを生かした。次の2つのレースは完全に異なる。スパとモンツァは高速レースだ。そこでどうなるか見てみるつもりだ」「我々の側からはパフォーマンスを改善させてきたが、我々にとってのメインの問題はハースやザウバーのような直接のライバルがさらに改善を果たしていることだ」「彼は本当に強く、とても競争力がある。次のレースはコントロールするのは難しいだろう。だが、シンガポールに関しては楽観視している」フランツ・トストは、トロロッソ・ホンダが2018年により多くの進歩を果たせると確信していると語る。「我々は今シーズンが簡単なシーズンにならないことは当初からわかっていた」とフランツ・トストは語る。「来年のための準備であり、ここまでは完全に正しい方向に進んでいると言わなければならない。新しいパーツは入るが、他チームも新しいパーツを投入してくるだろう。どのチームがより効率的な方法で開発するかにかかってくるだろう」
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