トロロッソ・ホンダは、F1イギリスGP 初日のフリー走行で、ピエール・ガスリーがP1で12番手、P2ではトラブルが発生し13番手で終了。ブレンドン・ハートレーは、セッティングを進めながらプログラムを消化し、P2は18番手だった。第10戦イギリスGPが、シルバーストン・サーキットで開催された。シルバーストンは、ホンダF1の拠点であるミルトンキーンズから近く、ホンダにとっては日本GPとともにホームレースとも言えるグランプリとなる。
朝から青空が広がり、日差しが強いなか、初日の金曜日にP1、P2が行われた。午前10時、気温20℃で迎えたP1で、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにソフトタイヤによる走行を行った。マシンのセッティングのプログラムを順調に消化し、2台ともに31周を周回。パワーユニットとしては全開率の高いサーキット特性に合わせたセットアップを進め、車体側もエアロの調整を進めま。ガスリーは1分30秒004のタイムで12番手、ハートレーは1分30秒749で19番手とった。気温26℃、路面温度は51℃にまで上昇した午後2時にP2がスタート。ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、ミディアムタイヤでコースインし走行を続ける。セッション後半、ソフトタイヤに履き替えた2台は、タイムアタックを行い、ガスリーが1分29秒831、ハートレーが1分30秒404をマーク。それぞれ自己ベストを更新した。その後、ガスリーはパワーユニットにトラブルが発生し、走行中にストップしたが、このパワーユニットは、走行距離も長くなっていた前仕様の金曜走行用で、チームは当初の予定通り、週末に向けて予選・レース用のパワーユニットに交換する。ハートレーは、その後もソフトタイヤで走行を続け、ロングランのプログラムを消化しています。P2ではガスリーが13番手、ハートレーが18番手でセッションを終了した。イギリスGP2日目は7日(土)、午前11時(日本時間日午後7時)よりP3、午後2時(日本時間午後10時)より予選が行われます。ピエール・ガスリー「午前中は主に空力のテストに特化して、新たに導入したパッケージの理解に努めました。チームにとって有用なデータが取れていればうれしいです。午後のP2では、エンジンに問題が発生して早めにストップせざるを得なかったので、残念ながら多くの周回はこなせませんでした。現段階では、このサーキットは僕らにとって厳しいように思います。ここで上手く機能するセットアップが見つけられていないので、マシンに満足できる状態ではありません。明日に向けて、今晩は改善に努めます」ブレンドン・ハートレー「今日は、すべての走行がスムーズにいき、信頼性の面ではいい一日でした。かなり幅広いプログラムをこなさなければならず、新パーツのテストに加え、データ収集のために旧型エアロでの走行もこなしました。2セッションともこうしたテストに費やしたので、今日のラップタイムが実力を反映したものだとは思いません。今夜は収集したデータを解析して、明日はベストなパッケージを作れればと願っています」田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)「今日は通常の金曜と同様に、マシンとパワーユニットセッティングを煮詰めるとともに、2台ともにエアロの比較テストを行っていました。ガスリー選手についてはP2の残り30分と言うところでパワーユニットのデータに異常が見られたため、マシンを止めることになりました。2台ともに金曜日用のパワーユニットでの走行で、当初から今晩には交換予定だったため、明日以降の計画に大きな変更はありません」ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)「パフォーマンス向上を続けていくため、シルバーストンには空力のアップグレードを持ち込んでいて、ピエールは両セッションともに、ブレンドンはP2のみ装着して走行しました。P1では、大半の時間を空力のテストに使い、ピエールはエアロレイクを付けてスタートするなど、さまざまな項目をテストするプランでしたが、必要なデータはすべて集めることができました。また、もう一つの課題であるマシンバランス向上を目指して、メカニカルセットアップも進めました。P2は普段のフリー走行のプログラムに近く、ショートランから始めてロングランでのシミュレーションへ移行していきました。路面温度が午前に比べて10℃以上も上がったので、両マシンともにバランスに明らかな変化が出ており、それを再度整えるために、セッションの序盤にミディアムタイヤでの走行を行いました。残念ながら、ピエールはソフトタイヤでのショートラン中にパワーユニットに問題が発生し、予定していたロングランはできませんでした。予選、レースともに今日のP2と似たようなコンディションになると見込まれるので、今日の気温に合わせてマシンを見直し、ドライバーがより攻められるようにできればと思います」関連:・F1イギリスGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム・F1イギリスGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
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