トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーの後任にロバート・クビサの名前が浮上している。今季、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーだが、期待された結果を届けられておらず、シーズン途中での解雇が報じられ続けている。これまで、レッドブルのドライバープログラムを統括するヘルムート・マルコは、“現時点”ではブレンドン・ハートレーを解雇することはないと語っていた。
しかし、ヘルムート・マルコは「ブレンドンを取り巻く状況は喜ばしいものではない」と Speed Week にコメント。「我々はそれを平和的に進め、今後何ができるかを見ていくつもりだ」これまでブレンドン・ハートレーの後任候補には、すでにメルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウェーレイン、またフェラーリドライバーのアントニオ・ジョヴィナッツィの名前が挙げられてきたが、どちらもライバルチームのドライバー。Auto Hebdo は、レッドブルとしてはジェイク・デニスやショーン・ゲラエルを昇格させたいと考えているが、どちらもスーパーライセンスを保有していない。同様にトロロッソのパートナーであるホンダの育成ドライバーである福住仁嶺や牧野任祐も現時点ではF1で走ることはできない。しかし、現在、ウィリアムズの開発ドライバーを務めるロバート・クビサにはその資格があると同紙は報じている。BMWとルノーでF1を戦ったロバート・クビサは、今季ウィリアムズで金曜フリー走行や公式テストっで今季マシンを走らせているが、完成度のないマシンに「楽しかったとは言い難い」と語っており、すでにウィリアムズを脱出したいと考えていると報じられている。現在、コンストラクターズ選手権で最下位に沈むウィリアムズは、チーフデザイナーを務めていたエド・ウッド、空力責任者を務めていたディルク・デ・ビアがチームを離脱している。
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