トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、パワーユニットサプライヤーのホンダと長期的な安定性を得られることはチームにとって“大きな違い”を生み出すことになると考えている。2015年にルノーのパワーユニットを搭載していたトロ・ロッソは、翌年はフェラーリの1年落ちのパワーユニットに切り替え、昨年は再びルノーに戻している。
トロ・ロッソはコンストラクターズ選手権5位を目標に掲げてきたが、それらのパワーユニットサプライヤーの変更もあり、過去4シーズンはコンストラクターズ選手権7位という結果に終わっている。今年からトロ・ロッソはホンダとワークスパートナーシップを結び、4年連続で異なるパワーユニットでシーズンをスタートすることになるが、ジェームス・キーはホンダと3年契約を確保できたことで、将来的にコンストラクターズ選手権を5位でフィニッシュする良いチャンスが生まれるだろうと語る。「もちろん、今年5位を追い求めたくないと言っているわけではない。ホンダとのパートナーシップでできる最高の成功を収めたいと思っているし、彼らも同じようにその成功を望んでいる」とジェームス・キーは RACER にコメント。「今年も非常に懸命にプッシュしていくが、我々とホンダの両方にとって本当に良い安定の期間になると思っている。それがとても重要だ」「特にほんの少し追いつかなければならない状況にある場合は、安定性を得ることが非常に重要だ。長期的な計画を立て、より容易に優先順位をつけることができる。いろいろな意味でスクーデリア・トロ・ロッソはこのビジネスにおいてかなり独特な状況にあったことを忘れてはならない。我々は3年間で3つの異なるパワーユニットを搭載していたのだからね!」「他にそんなことをしているチームはいないし、それらはしばしば合意に至るのが非常に遅れたので、かなり混乱が生じた。非常に高くついたし、本当に崩壊的だった。そのような状況では長期的な計画を立てることはできない。それは完全に正当な理由で起こったことではあるが、我々のライバルはそのような不安定さに苦しむことはなかった」「今、我々にはその安定性を得る機会がある。我々は長期的な計画を立てることができる。我々は2019年と2020年にどのエンジンを搭載しているかをわかっているし、ホンダと早くに議論することができる。例えば、我々はすでに2019年の方向性について話し合っている。クルマをレイアウトなどをどうしていくかをはるかに最適な状況でかなり速くに取り掛かることができる。我々にとっては大きな違いになる」トロ・ロッソのコンストラクターズ選手権における最高成績は、セバスチャン・ベッテルがF1イタリアGPでチームに初優勝をもたらした2008年の6位となっている。
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