トロ・ロッソのフランツ・トスト代表は、トロ・ロッソが親チームであるレッドブルの半分の予算で運営していることを明らかにした。トロ・ロッソの予算は、レッドブルの約2億ユーロの予算と比較してどれくらいかと尋ねられたフランツ・トストは、「半分だといっておこう」と回答。トロ・ロッソが、50万ユーロのダブルディフューザー搭載を見合わせている一方で、イギリスGPでRB5のアップデートには200万ユーロが費やされたとされている。
フランツ・トストは、レッドブル・テクノロジーから技術的な図面を受け取っていはいるが、「まずはレッドブルで働くかを知る必要がある」と語る。レッドブルはすでに3世代目となるリアの空力コンセプトを採用しているが、トロ・ロッソはハンガリーGPではじめてダブルディフューザーを搭載する。来年はカスタマーカーが禁止となることで、トロ・ロッソは独自にマシンを設計・製造しなければならない。