トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、ルノーの新型F1パワーユニッのパフォーマンスを称賛。ルノーは“巨大なコーナー”を曲がったと表現した。ルノーは、V6ターボ・ハイブリッドエンジンを再設計。新しいパワーユニットは、2016年型と95%が異なると述べている。
先週のバルセロナテストでは、トロ・ロッソは小さなトラブルが重なり走行距離が制限されたが、ジョーム・キーはエンジンのパフォーマンスに励まされている。「パフォーマンス面でルノーと一緒にいるのは嬉しいことだ。一緒に仕事をしていた頃から、彼らは間違いなく巨大なコーナーを曲がった」とジェーム・キーはコメント。「我々の印象はポジティブだ。現段階で正確な順位を言うのは不可能だが、過去に我々が見たもの、そして、去年から著しい改善があるのは確かだ」「我々はそれが本物だとわかる。ダイナモから出ている数値だけではない。パフォーマンスという観点でも、我々はここまで目にしたものに満足している」トロ・ロッソは、昨年フェラーリのエンジンを搭載する以前、2014年と2015年にルノーのエンジンを搭載していた。ルノーは先週のトロ・ロッソの走行に影響を及ぼした問題についてコメントはしていないが、ジェームス・キーはインストール設計の結果だとの見方を否定した。「問題の原因はルノーから出てくる必要があると思う。いくつかドラマがあったし、我々が言えるのはインストールに関連したものではないということだ」「もちろん、パワーユニット側に起こったことについては議論はしているし、我々のクルマの特定な何かによって起こったわけではなさそうだ」
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