レッドブル系の2チーム、レッドブルとトロ・ロッソは、2015年からさらに連携を強めていくようだ。トロ・ロッソはルノーにエンジンを変更した今年、すでに両チームはルノーのV6エンジンの問題を解決するために一緒に取り組んでいる。Speed Week は、2015年からトロ・ロッソがレッドブルによって設計されたものと同じリアサスペンションのレイアウトを使うことになると報道。2014年は2チームがより密接に連携していくための移行期間だと報じた。
例えば、トロ・ロッソは今年すでにレッドブルの新しい8速ギアボックスを使用しているが、まだケースは独自に生産している。だが、2015年からトロ・ロッソは完全なレッドブルのギアボックスを使用することで、まったく同じサスペンション・ジオメトリーを採用できるようになる。また近年、トロ・ロッソはスタッフ数も増やしている。「135名だった2008-2009年と比較して、現在は325名まで増えている」とトロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは El Confidencial に述べた。「我々は成長しているし、そのプロセスはまだ終わっていない」またフランツ・トスは、トロ・ロッソはF1ドライバー育成チームとしての役割を洗練させていると述べた。すでにトロ・ロッソは、セバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドをレッドブルに送り込んでいる。「一般的な哲学はそれほど変わっていない。ディートリッヒ・マテシッツがミナルディを買ったのは、レッドブル・ジュニアチームからF1にドライバーを連れて行くことが理由だった」「問題は、1名のドライバーか2名のドライバーをもたらすかだ。過去に我々は二人とも変更したが、それはリスキーだ。熟練した速いドライバーがいれば、若くて素晴らしい才能をもたらすことはより楽になる」
全文を読む