トロ・ロッソは、F1イタリアGP予選で、セバスチャン・ブルデーが1番手、セバスチャン・ブルデーが4番手を獲得した。雨のモンツァで、セバスチャン・ベッテルがついに初ポールポジションを獲得した。21歳73日でのポールポジション獲得は、F1史上最年少記録。トロ・ロッソにとってもポールポジションはチームにとって初めての快挙である。チームメイトのセバスチャン・ブルデーも4番手でセカンドローを獲得。チームの地元イタリアでの快挙に花を添えた。
セバスチャン・ベッテル (1番手)「これを実感するにはしばらく時間がかかりそうだ。いつの日かF1カーを運転するのがぼくの夢だった。これまでもポールポジションやレース優勝を目標としてきたとは言え、それが今日になるとは思わなかった。素晴らしい気分だ。ここイタリアで目標を達成できたのも驚きだった。イタリアのチームはふたつあり、フェラーリの方が有名だが、今日のことでイタリアの人々にもスクーデリア・トロロッソのことを知ってもらえたと思う。F1に出場できるだけでも最高なのに、ポールポジションからスタートできるなんて、本当に素晴らしい。今日は視界がとても悪かったので、アクシデントが起きなかったのはドライバー全員の功績だ。クルマを大幅に改善することができたので、午前中のセッションでもとても満足だった。クルマに自信が持てるということが、カギなんだ。予選第2セッションはとても難しいコンディションだったが、かなり早くに良いラップをまとめることができた。1周のクイックラップだけに集中するのではなく、コースに出て何周か走ったのは正しかったと思う」セバスチャン・ブルデー (4番手)「ちょっとクレイジーなコース・コンディションだった。セブは素晴らしい予選ラップに成功して、ポールポジションを獲得した。彼にとっても、チームにとっても、素晴らしい結果だ。2台揃ってフロントロー2列に入れたことも最高だ。ぼくもしばらくは3位だったが、文句はない。ドライのフリー走行での調子を考えると、これ以上の結果はない。こういうコンディションでは全てが平等になるし、クルマの感触が良ければアタックできる。それが今日のぼくたちだった。チームはとても信頼性が高く、特にウェットで運転しやすいクルマを与えてくれた。チームの全員が最高のパフォーマンスだった」ジョルジオ・アスカネリ「3位を見込んでいたが、ハミルトンとライコネンが消えてこの結果になった。もちろん、燃料がそれほど重くなかったのは明らかなので、明日のレースでも競争力が発揮できることを祈るしかない。ふたりとも、とても良い仕事をしてくれた。チームのメンバー全員が満足できる仕事をすることができた」 ゲルハルト・ベルガー「素晴らしい結果だ。特にここモンツァでは特別な意味がある」
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