トロ・ロッソは、F1マレーシアGP初日のフリー走行で、ハイメ・アルグエルスアリが10番手、セバスチャン・ブエミが18番手だった。午前中のセッションではダニエル・リカルドが走行を行った。ハイメ・アルグエルスアリ (10番手)「十分な周回ができたし、午前中のセッションから大きく改善させることができ、FP2ではそれなりのラップタイムを記録できた。レースにすべての集中を維持する必要がある。天候が波乱をもたらさない限り、それがプライオリティになるからね」
「予想通り、ここセパンではタイヤのデグラデーションが重要なファクターになるだろうから、ロングランでのパフォーマンスに集中して、リアタイヤの自律性を改善しなければいけない。今日の環境には全体的に満足しているけど、僕自身とクルマにはまだ改善の余地があると思っているので、100%満足といわけではない。暑さ? 慣れてくるものだし、水分をたくさんとっていれば週末の間に調子は上がってくる」セバスチャン・ブエミ (18番手)「今日は1セッションだけだったし、ロングとショートランでたくさんデータを集めることはできたけど、あまり順調には行かなかった。コース上ではすべてを完璧にまとめることができなかったので、これから数字を注意深く見ていかなければいけない。新品のソフトタイヤで最速ラップを出せそうだったときにイエローフラッグが出てしまったので、見た目のラップタイムは僕たちにできることからは程遠いものだし、実際のペースを反映してはいない。ここではタイヤのデグラデーションを予想したし、事実メルボルンとは状況が状に違っている。でも、結論を出すにはまだ早いし、慎重でいなければならない。多少順位は変わるかもしれないけど、正直、大きな変化は期待していない。明日は改善できると思う。いつものようにここはとても暑いけど、対処の仕方はわかっている」 ダニエル・リカルド「ホームイベントでずっと忙しかったメルボルンよりもプレッシャーはなかった。今日はコックピットのなかでより快適に感じられたし、プログラムに専念することができた。オーストラリアと類似したプログラムでベースラインのセットアップからスタートし、生産的なセッションだった。ギアレシオなど基本的なことや、トラックのどこでKERSが使えるか、クルマに何が必要かなどのフィードバックを提供できたし、それがチームの役に立つことを願っている。自分の学習曲線のためにも良かった。最初の30分は路面がちょっとダスティだったけど、もちろんそれは週末にわたって良くなっていく。最後にここで走ったのは2006年のフォーミュラBMWなので、かなり昔にことだ。大部分は覚えていたよ。今回は全てが30秒速く起こっているようだったけどね!」
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