山本尚貴は、元チームメイトでF1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンからのアドバイスが選手権の“SUPER GT × DTM 特別交流戦”に役立ったと語る。ジェンソン・バトンと山本尚貴は、過去2年間SUPER GTでチームクニミツのRAYBRIG NSX-GTを共有し、バトンがF1引退した翌年の2018年にはチャンピオンを獲得している。
SUPER GTとDTM(ドイツツーリングカー選手権)の交流戦は、SUPER GTと異なり1人のドライバーで争われた。ジェンソン・バトンは、ホッケンハイムでのレースに出場してSUPER GT勢で最高位でフィニッシュしている。そして、先週末に富士スピードウェイで行われたレースでは山本尚貴が出場し、3位と4位でフィニッシュするパフォーマンスをみせた。「ジェンソンはホッケンハイムに行って運転し、結果とクルマに失望していました」と山本尚貴はコメント。「しかし、彼は良いセットアップと情報を与えてくれました。それは素晴らしいニュースです。素晴らしい情報ですので、JBに感謝しています!」ジェンソン・バトンのアドバイスで最も役に立ったことについて山本尚貴は「ハンコックのタイヤは本当にグリップが低いので気をつけて!と教えてくれたことです」と故円と。「温度を管理するのは本当に難しいですし、ワーキングレンジは非常に狭いです。そこを管理するのは難しかったです」「今週末は気温の管理に焦点を当てましたが、昨日までは厳しいものだった。しかし、予選からはうまくいきました」他のすべてのSUPER GT勢と同じように山本尚貴もチームトドライバーがDTM仕様のハンコックタイヤに順応することを助けるために行われた木曜日と金曜日の4回のテストセッションに参加した。DTMのバドックでは、SUPER GTのドライバーがハンコックタイヤ、特に2019年に困難であることが証明されていたウェットコンパウンドにいかに早く適応したかについて驚きを表明していた。ジェンソン・バトンが参戦したホッケンハイムでの交流戦では、SUPER GT勢は特別なタイヤに適応するために普段では見られない抜本的なセットアップを採用したが、山本尚貴は従来のセットアップに切り替えたことがホンダのポテンシャルを解き放ったと述べた。「テスト初日のセッション序盤はホッケンハイムのセットアップで走りました」と山本尚貴は語る。「しかし、最初の乗り心地は良くありませんでした。それでセットアップを変更して、通常の日本のクルマのセットアップしました。最初のラップの後、走行初日よりも感触は良くなっていました」
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