TEAM MUGENより全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)に参戦しているHondaドライバーの野尻智紀が、10月29日(土)に鈴鹿サーキット(三重県)にて開催されたシリーズ第9戦で2位に入賞し、今シーズンのドライバーズチャンピオンを獲得した。野尻智紀にとっては2年連続2度目のタイトル獲得となる。また、野尻智紀のチームメイトである笹原右京がこのレースで優勝。その結果、TEAM MUGENは初のチームタイトルを獲得、今季2冠を達成した。
野尻智紀(TEAM MUGEN )「スーパーフォーミュラで連覇を達成できて本当に感激しています!ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今シーズン、なかなか優勝には手が届かず歯がゆい思いをすることもありましたが、一年を通してコンスタントにポイントを積み上げることができたのはどんな時もハードワークを続けてくれたチームのおかげです。今日に関しても、昨日の走行での不調をチームとともに払拭できたことで、予選・決勝と力を出し切ることができました。また、いつも支えてくださる関係者の皆様、そしてファンの皆様にも感謝の気持ちをお伝えしたいです。本当にありがとうございました!」田中洋克 (TEAM MUGEN 監督)「野尻選手が2年連続でタイトルを獲得した上に、ワンツーフィニッシュでチームタイトルの初制覇も決めることができ胸がいっぱいです。振り返ると、カーナンバー1にふさわしい抜群の安定感を見せてくれた野尻選手のことを本当に心強く感じたシーズンになりました。また、笹原選手も今日のレースで2勝目を挙げるなど大きな成長を見せてくれました。栄光に向けて常に100%の力を出し続けてくれたチームのメンバー、そしてご支援をいただいているスポンサーや関係者の皆様とこの喜びを分かち合いたいです。これからも熱い思いでレースに取り組んでまいりますので応援よろしくお願いします」渡辺康治(本田技研工業株式会社 執行職 コーポレートコミュニケーション統括部長 兼 HRC 代表取締役社長)「2年連続でドライバーズタイトルを獲得された野尻智紀選手、ならびにチームタイトルも制して2冠を達成した田中洋克監督をはじめとするTEAM MUGENおよび関係者の方々に心よりお祝いを申し上げたいと思います。シーズンを通じて上位フィニッシュを重ね、終始タイトル争いをリードする強さを見せながらも、毎レース優勝にこだわり続ける野尻選手には王者にふさわしいたくましさを感じています。また、『ドライバーズファースト』を掲げ、主役はレーシングドライバーと考えるスーパーフォーミュラでHondaドライバーである野尻選手が連覇を達成できたことを誇りに思います。Hondaはこれからも参戦するすべてのカテゴリーで、勝利にこだわってチャレンジしてまいります。引き続きご声援をよろしくお願いします」