チームゴウモータースポーツは、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権にエントリーする「TEAM GOH(チームゴウ)」のチーム監督に、昨シーズンまでホンダF1のマネージングディレクターを務めていた山本雅史の起用を決定した。山本雅史の国際的な経験に基づくリーダーシップ、迅速な意思決定による推進力、そして数々の若手ドライバーを見てきた「眼」こそが、これから始まるTEAM GOHのSFプロジェクトに必要不可欠であり、山本雅史の采配によるチームから、いずれワールドチャンピオンが輩出されることを今から期待せずにはいられない。
また、53号車はレッドブルレーシングとホンダのジョイントによるドライバー育成プログラムになる。ドライバーには今季よりレッドブルジュニアチームにも登録された佐藤蓮を起用。55号車のドライバーには、2018年鈴鹿サーキット・レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-Formula)のスカラシップ獲得者である三宅淳詞を起用することになった。両選手ともに速さの潜在能力を持ち合わせているので、ルーキーという枠を超えた活躍を楽しみにしている。TEAM GOHが今季エントリーする2台、53号車と55号車の初お披露目は、3月5日(土)・6日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー」となる。 池田和広(チーム代表)「TEAM GOHとしてフォーミュラレースに参戦するのは初めてになります。フォーミュラは全てのレースがイコールで行われる純粋なレースなので、まぐれでは勝てません。ここまで私たちが国際レースで培ってきた経験がどこまで通用するのか。全てを注ぎ込み、ここに一つの結晶を作りたいと思います。また、これまで人が築き上げてきた自動車レースの良さを文化として継承していくこと、新しい技術を形にしていく人材の育成、地球環境に配慮した活動、この3つをチームの理念として活動していきたいと思います」山本雅史(チーム監督)「まずは監督として迎え入れてくれた代表の池田さんとオーナーの郷さんに感謝申し上げます。今年はRed Bull Junior Teamとホンダの育成ドライバーの佐藤選手とSRS-F卒業生の三宅選手、両ドライバーとチーム、そして私と、オール・ルーキー・イヤーで非常にワクワクしています。モータースポーツファンの皆さまと感動を共有できるよう、勝ち負けにこだわってシーズンを戦い抜きたいと思います。そして、モータースポーツ文化隆盛のために、より多くのファンの皆様に喜んでいただけるよう努めていきます」佐藤蓮(53号車ドライバー)「まず初めに、今年度歴史あるTEAM GOHのドライバーとしてスーパーフォーミュラ選手権に参戦できることを誇りに思います。 2022年シーズンはルーキーとしての参戦ですが、一戦一戦を大事にして着実に成長していけるよう、チーム全体で協力していきたいと思います。また、TEAM GOHのビジョンである国際レースで活躍できるドライバーになれるよう努力していきますので、応援をよろしくお願いいたします」三宅淳詞(55号車ドライバー)「スーパーフォーミュラにTEAM GOHから参戦させていただけることになりました。このような素晴らしいチャンスをいただき本当に感謝しかありせん。僕自身、スーパーフォーミュラは1年目となりますが、ドライビングや体力面など準備をして、開幕戦からしっかり走れるように、そして優勝争いに関われるように精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします」