スーパーアグリ・フォーミュラEは、オランダ出身の実業家で商業宇宙飛行の先駆者であるミッシェル・モルがチームのボードメンバーに就任したことを発表した。44歳のミッシェル・モルは現在、共同出資したF1チームであるサハラ・フォース・インディアF1チームの共同チームオーナーであると同時に、宇宙旅行事業に関連する私会社のスペース・エクスペディション・コーポレーション(SXC)の共同設立者であり、CEOを務めている。
鈴木亜久里 (エグゼクティブ・チェアマン)「スーパーアグリ・フォーミュラ・Eのボードメンバーにミッシェルを迎える事が出来て本当に嬉しく思います。スーパーアグリの夢はフォーミュラEを通して世界でもっと電気自動車が普及し、もっと身近なものになる事です。ミッシェルは宇宙飛行事業の発展への強い決意の持ち主であり、最も大切である我々と同じ電気社会を目指す一人です。彼がボードメンバーに加わる事で、モータースポーツへの熱意、ビジネスに関する鋭い洞察力をチームに持ってきてくれると共に、電気自動車の可能性の更なる開発を促進してくれると思います」ミッシェル・モル (スーパーアグリ・ボードメンバー)「3年前にXCORエアロスペイスと共に商業宇宙飛行事業を立ち上げました。それは、この事業は興奮(刺激)と有意性と言う二つの本質的な側面を一体化していると思ったからです。これらの様に素晴らしい個人ミッションは後に次世代の航空機製造などの開発促進になると思っています。そして、それが亜久里から、チームのボードメンバーにならないかと誘われた際に一瞬もためらう事が無かった理由です。他のチームと共に、競争の激しい中で新世代の電気自動車を開発していくと同時に、世界中のモータースポーツファンへ感動的で忘れる事のない経験を提供をする。これから、スーパーアグリと共に世界の各国の素晴らしい町を訪問しフォーミュラEを紹介するのが楽しみです」フェリー・スパイケルマン (コマーシャル・ディレクター)「ミッシェルの様な優れた、世界的に尊敬されたビジネスマンをボードメンバーとしてチームに迎える事は、我々の事業と商業活動にとても良い影響を及ぼしてくれると思う。彼の新規F1チームを設立そして運営、そして多くの成功を収めている新規企業への投資をして来たという過去の経験は、私達の様に新しいチームがフォーミュラEと新たなスピンオフ・テクノロジーのコラボレーションで事業的可能性を解き放つ大きな助けとなると思います」
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