スーパーアグリF1チームのトランスポーターが来週末のスペインGPのためにバルセロナへ向けて出発した。スーパーアグリのチーム代表である鈴木亜久里は、マグマ・グループとの買収契約が破綻したことを発表。来週のバルセロナGPに出走するための資金とスペアパーツがあるかどうかも不明なままとなっている。しかし、どちらに転んでも機材を今週中にバルセロナに送らなければ、出走は実現しない。
スーパーアグリの共同オーナーである秋田史は18日、ロイターに対し、「(出走できない)可能はあります。我々はマグマの買収に頼ってましたが、彼らはそれを断った。恋人にふられた気分です」と語った。「たとえ我々がスペインに行く資金があったとしても、それ以降は続けることが出来ないかもしれません。何が起きるか予想することは不可能です。今はホンダ次第です」「週末までに決まることはないでしょう。月曜日または火曜日に決まると思います。かなり厳しいですね」