F1は、CRM/顧客管理システムのリーダーであるセールスフォース(Salesforce)とグローバルパートナーとして5年契約を結んだことを発表。ファンのエンゲージメントを強化する。スポンサー契約は1億3000万ドル(約164億円)に上ると報じられている。F1はセールスフォース(現在、ネットゼロ排出量を達成し、グローバルな事業で100%再生可能エネルギーを達成)と協力して、2030年までにネットゼロ排出量に到達するという使命を加速する。
セールスフォースのNet Zero Cloudを使用することで、F1組織はカーボンニュートラルに向けて具体的な措置を講じることができる。さらに、F1とセールスフォースは協力してグローバルなF1ファンベースを拡大し、SalesforceCustomer360を使用して既存のF1ファンのエンゲージメントを深める。ファンデータのより深い理解は、新しい放送グラフィック、トラックサイドサイネージ、デジタルコンテンツ、グランプリアクティベーションなどと組み合わされる。F1のコマーシャル担当マネージングディレクターであるブランドン・スノーは「SalesforceをグローバルパートナーとしてF1に迎え、我々の業界トップクラスのリーダーの名簿をさらに強化できることをうれしく思う」とコメント。「我々は協力して、業界をリードするテクノロジー製品を使用して、増え続けるファンベースのためのファンエクスペリエンスとエンゲージメントの新時代を創造していく。ファンは私たちが行うすべての中心であり、我々とSalesforceの両方が協力し、ファンエクスペリエンスを改善し続け、アプローチをさらに改善するために必要な洞察を提供していきく」Salesforceのグローバルブランドマーケティング担当エグゼクティブバイスプレジデントであるコリン・フェルミンは「Salesforceは、ペースの速いF1の世界に参加し、彼らと提携して、まったく新しい方法でグローバルなファン層とつながることに興奮している」とコメント。「F1と協力してファンのエンゲージメントと持続可能性へのアプローチを変革することで、既存のファンはさらに愛され、スポーツが急速に成長し続けるにつれて、新しい視聴者に門戸を開くことができる。今はF1にとってエキサイティングな時期であり、我々はF1に参加できることに興奮している」
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