ドイルのコンサル会社 Sport Und Markt が、2010年のF1スポンサーの費用対効果を比較した。最も効率的にブランド認知を獲得したと評価されたのは、ルノーのスポンサーを務めるヒューレット・パッカード。年間150万ドル(約1億1870万円)の投資に対して、660万人へのリーチを獲得した。長年マクラーレンのスポンサーを務めるヒューゴ・ボスも効率的なスポンサーシップを行っている企業のひとつ。
年間310万ドル(約2億4500万円)の投資に対して、490万人へのリーチを獲得した。メルセデスGPのスポンサーを務めるアリアンツは11位、プーマは14位、478万ドル(3億7800万円)を投資しているメルセデス・ベンツは23位にランクイン。費用対効果で最も苦戦しているのは、F1の公式パートナーも務めているDHL。1000万ドル(約7億9000万円)の投資に対してわずか30万人にしか認知されておらず、32位にとなった。DHLの広報は「この長期的なパートナーシップは、我々にとって最も強力なマーケティングツールの一つです」と Handelsblatt に主張した。
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