マドリードの新しいF1サーキットには、全カレンダーで最も急なバンクを持つコーナーが設置される。マドリードは2026年からスペインGPを開催する新たな10年間のレース契約が発表。関係者らは納税者の負担は1セントもかからないと主張しており、バルセロナで開催される既存のスペインGPの将来に大きな暗雲を投げかけている。
マドリードのレースが100%民間資金で賄われることについて質問されたバルセロナの政治家ダビド・エスクデは「もし本当にそうだとしたら、とても驚きだ」とEl Mundo Deportivoに答えた。しかし、噂されているのは、マドリードがF1開催料として1レースあたり6000万ユーロ(約60億円)を支払うということであり、プロモーターたちは華やかなイベントを開催するための大規模な計画を立てている。例えば、その資金の一部は、ザントフォールトの19度のバンクがマイルドに思えるような、30度の極端なバンクコーナーを作る計画など、斬新なイノベーションに費やされる予定となっている。当初のモンツァのバンク角は最大で38度だった。イタリアのサーキット設計会社ドロモのボス、ヤルノ・ザフェッリは「サーキットにはまだ2つか3つのサプライズがある」とMarcaに語っている。例えば、サーキットには2つの短いトンネルがある。また、極端なバンク計画についても「バルデベバスの地域では限界に挑戦する。他のサーキットの要素を繰り返したくはない」と語った。「マドリードには独自の個性があり、必要な要素やエリアがあるとザフェリは付け加え、プロモーターがレイアウト用に十分な土地を確保していると説明した。「都市のように制限されないという事実が、我々にとってはそのような制限を求めることを可能にした。どの程度になるかは、次の段階とF1、FIA、そして最終的な設計の間に話し合われる他のすべてにかかっている」」
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