ピレリは、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。今週、ピレリはカタルニア・サーキットに最も硬いタイヤであるC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)を持ち込んでいる。決勝ではハードとミディアムのどちらか1セットを使用しなければならない。
ピレリによると、F1スペインGPで最速の戦略はソフト-ミディアム-ソフトの2ストップ。この場合でのソフトのウインドウは19周となる。2番目に最速の戦略はソフト-ミディアム-ソフト-ソフトとつなぐの3ストップ。この場合はソフトで15周、ミディアムで21周を走行することを想定している。予選Q2では全員がソフトタイヤで突破。トップ10ドライバーはソフトタイヤでレースをスタートする。マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)「予選ではどのドライバーもソフトに集中したが、ミディアムとのパgフォーマンス差が開いていたこと、トップランナーたちのペースが良かったこともあり、少し驚いた。これにより、明日の決勝ではほぼ間違いなく2ストップになると予想される。ハードとミディアムのタイム差も大きいことから、ハードが使われることはほぼないだろう。この非常に暖かいコンディションでの明日のレースは、ソフトの摩耗とデグラデーションをいかに抑えるかが鍵となる。下位グリッドからスタートするドライバーは、何か違うことを試すチャンスがたくさんあるので、明日も戦略のバリエーションが豊富で面白いレースが見られることを期待している」
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