2025年F1シンガポールGPの初日のフリー走行でトップ10入りしたたドライバーのコメント。10月3日(金)にシンガポール市街地コースで2025年のF1世界選手権 第17戦 シンガポールグランプリのフリープラクティスが行われた。フリー走行は、マクラーレンのオスカー・ピアストリがトップタイムを記録した。コンディションの変化と赤旗が多発した難しいセッションの中でも安定した速さを見せ、週末の好発進を決めた。
上位勢は接戦で、2番手にレーシングブルズのアイザック・ハジャー、3番手にレッドブルのマックス・フェルスタッペン、4番手にアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが続いた。フェラーリ勢も上位に食い込み、マクラーレン、アストンマーティン、フェラーリが混戦の初日を迎えた。1番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「良い初日だった。確認すべきことはたくさんあるけど、いいスタートが切れたと思う。ペースは堅実だったし、たくさん学べた。今日はそれが一番のポイントだ。現時点ではすべてかなり良く感じているから、明日僕たちが何ができるか楽しみだ」2番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)「今日はシンガポールで初めてドライブしたけど、良かったし、クルマの中で快適に感じた。このサーキットは本当に気に入ったし、クルマもよく機能している。ただFP2は簡単ではなかった。トラフィックが多かったからだ。僕たちはセッションのかなり後半にラップタイムを出したけど、良い結果で終えることができた。現時点では、新しいタイヤの最初のプッシュラップで少し苦戦しているようだから、週末に向けてまだやることはある」3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「FP1はかなり良いスタートだったし、走りながらスピードを上げていった。クルマの状態も悪くなかった。ここ2戦と同じように大きな問題はなかったし、FP2ではいくつか試したことの中でうまくいったものもあった。全体的に満足しているけど、明日に向けてもう少しペースが必要だ。小さな改善点がいくつかあって、タイヤグリップやオーバーヒートを防ぐために、ラップ中にタイヤを適正なウィンドウに保つことが重要になる。もっとプッシュできるようにしたい。初日としてはポジティブだし、セットアップを大きく変える必要はなさそうだ。明日、前で戦えるかどうかはまだわからないけど、予選でどうなるか見てみよう」4番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「FP1の最初のラップからクルマにすごく快適さを感じ、すぐに限界をつかめた。赤旗でタイムシートの全体像はわかりにくくなったけど、本当のテストは明日の予選だ。何ができるか見てみよう。日曜はポイント争いができるといいね」5番手:ランド・ノリス(マクラーレン)「今日は少し難しい一日だった。去年ここで感じていた感覚をまだ完全には取り戻せていない。いくつか取り組むべきことがあるけど、単純にもう少し速さを見つけることが必要だ。今夜データを見直して、明日に向けて最善の状態にしていく」6番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日は良いラップをいくつか走れた。FP1とFP2の間でクルマのセットアップを変更し、多くのことを学んだ。FP2では気温が下がり日も落ちて、コンディションがかなり違っていた。今日はクルマのフィーリングが良く、最近よりも競争力があるように感じた。このトラックはハイダウンフォースが必要だから、僕たちのマシンには合うと思う。明日何ができるか見てみよう」7番手:エステバン・オコン(ハース)「とても堅実な一日で、本当に満足している。今年一番の金曜日だったと思う。もちろんまだやるべきことはあるけど、バランスやグリップが良かったから、夜の間に多くを変えず、今日の良い部分をできるだけ維持したい。あとは細かい調整をして明日に臨むだけだ」8番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)「一日を通して比較的競争力があった。FP2では異なるセットアップを試したけど、FP1より少し難しく感じて自信を少し失ったから、元の設定に戻すことを検討する。ソフトタイヤでは依然として苦戦しているようだから、今夜いくつか宿題をしないといけない。ここは予選順位がすべてだから、正しいリズムをつかんで、明日に向けて正しい選択をする必要がある」9番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「全体的に少し難しい一日だった。FP1ではポジティブな兆候があって良いベースを築けたけど、FP2は全員にとってずっと混乱していて、思うようにすべてをまとめることができなかった。ペースはあると思うから、最大限の力を発揮してすべてを噛み合わせる必要がある。ポール争いができるかはわからないけど、目標は良い位置で予選を終えて、日曜のレースで最高のチャンスをつかむことだ」10番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)「全体的に生産的な初日だった。フェラーリでここを走るのは初めてで、このトラックでのクルマの動きや反応にはポジティブな感触を持っている。セッションを通して慣れていき、FP2に向けていい進歩ができた。赤旗で少し中断があって計画していたロングランを完了できなかったけど、良い兆しは見られた。いつものように夜にやるべき仕事は残っているけど、今日のポジティブな点を生かして明日に臨みたい」
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