セルゲイ・シロトキンのスポンサーであるSMP銀行のプログラムの一環として緊密に協力してきた元F1ドライバーのミカ・サロは、シロトキンはウィリアムズのF1シートを喪失したことにそれほど落ち込むべきではないと語る。ウィリアムズは、ポーランドの石油会社PKNオーレンをチームに持ち込んだロバート・クビサを2019年のドライバーとして起用。セルゲイ・シロトキンはシートを失うことになった。
ミカ・サロは、その裏で決裂していたウィリアムズとSMPとの交渉について明かし、ウィリアムズがグリッド最後尾から抜け出す力があるかどうかは明らかではないと語った。「ウィリアムズに関してはだいたい予想通りだった」とミカ・サロは MTV にコメント。「もちろん、我々は価格を下げたかったし、ウィリアムズが良くなるという保証を得たかった。我々はコンセンサスを得られなかった」「それがセルゲイが離れることを心配していない理由のひとつだ」ミカ・サロは、セルゲイ・シロトキンの次のステップは、ル・マン24時間レースを含めたSMPレーシングのFIA 世界耐久選手権(WEC)になるだろうと語る。「セルゲイは良いシーズンを過ごした。良い仕事をしていたし、チームも彼のことを気にいっていた」とミカ・サロは主張。「彼の技術的な知識は驚くべきものだ。我々にはLMPカーがあるし、セルゲイのレベルのドライバーを必要としている」同時に、ミカ・サロは、右腕の重傷から8年ぶりにカムバックを果たすロバート・クビサの活躍を願っていると語った。「彼には世界中に多くのサポートがいるし、彼はタフな男だ。我々が彼がどのように対処していくかを目にすることができるだろう」
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