ウィリアムズは、まもなく2018年のF1ドライバーについての決断を下すと報じられている。これまで、2018年のウィリアムズのドライバー候補は、F1復帰を目指すロバート・クビサと、今年ルノーのリザーブドライバーを務めたセルゲイ・シロトキンの二人に絞り込まれたと報じられてきた。しかし、ここに来てロバート・クビサがウィリアムズの構想から外れ、セルゲイ・シロトキンがF1シートを獲得する可能性が高いと報じられている。
報道によると、セルゲイ・シロトキンを支援するロシアのSMPグループが、ウィリアムズのシート獲得のために1500万ドル(約17億円)を持ち込むとされている。SMPレーシングに関与する元F1ドライバーのミカ・サロは、ウィリアムズは“まもなく”決断を下すと Ilta Sanomat に語った。「その時間は近づいている。かなり近い。彼(シロトキン)とクビサのどちらかだ」とミカ・サロはコメント。「二人とも(アブダビテストで))良い仕事をした。ウィリアムズはもう決断を下さなければならない。二人のどちらが選ばれるか見てみよう」ロバート・クビサの母国ポーランドのジャーナリストは、ロバート・クビサはウィリアムズのテストで良いパフォーマンスを示したものの、最終的にはロシアマネーだけでなく、セルゲイ・シロトキンの方が速かったと報道。また、セルゲイ・シロトキンとの契約がまとまらなかった場合の“プランB”として同じロシア出身のダニール・クビアトがオプションとして考えられているとしている。