セルゲイ・シロトキンは、2014年に初開催が予定されるF1ロシアGPでザウバーをドライブすることを「確信している」と述べた。ザウバーは、ロシア企業による“救済契約”の一環として、セルゲイ・シロトキンにレースシートが与えるとみられていたが、2014年はテストドライバーに起用することが発表された。
エイドリアン・スーティルのチームメイトとしてエステバン・グティエレスの続投を発表した際、ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは「我々の目標は引き続き、彼のF1デビューに向けて準備を進めることです」と述べている。セルゲイ・シロトキンは、ザウバーの決断を支持すると語る。「僕としては、自分の成長のためにはワールドシリーズ・バイ・ルノーを続けながら、F1チームのサードドライバーを務めることは最善の選択だと思っている。ザウバーとの契約には僕が金曜日にどのくらい走るかは明記されていないけれど、サードドライバーのポジションはグランプリへの参加が含まれている」グランプリ初日に実施される金曜フリー走行1回目への参加について質問されたセルゲイ・シロトキンは「ソチでのグランプリがそのうちの一回だと確信している」とコメント。「スーパーライセンス取得のためのテストについても話し合っている。慌てているわけではなし、シーズンが始まる前か、開幕した後の早い段階になるだろう」そうなると、セルゲイ・シロトキンが冬季テストに参加することはなさそうだ。「難しいけど、もちろんチャンスはある。ただ、全員が完全に新しいテクノロジーの開発に取り組むので、解決が必要な問題があるかもしれない。チームの判断がどうなるかはわからない」関連:ザウバー、セルゲイ・シロトキンをテストドライバーに起用