ミハエル・シューマッハがF1ドライバーの組合であるGPDAに再加入したことをマネージャーのザビーネ・ケームが明らかにした。先月、ザビーネ・ケームは「彼は何年間もその分野をリードしてきましたから。実際、彼は現在、他のドライバーに引き継いで続けてもらうことを望んでます」とコメントしており、シューマッハはGPDAの加入に躊躇しているとされていた。
ミハエル・シューマッハは、2006年のモナコGP予選での“ラスカス疑惑”の一件で会長のペドロ・デ・ラ・ロサと対立していた。しかし、オーストラリアGPでGPDAの会長はデ・ラ・ロサから、ニック・ハイドフェルドに引き継がれている。また、セバスチャン・ベッテルとフェリペ・マッサが、マーク・ウェバーとフェルナンド・アロンソからディレクターの仕事を引き継いでいる。ミハエル・シューマッハがGPDAに加入したことで、現在グリッド上でGPDAに加入していないのはエイドリアン・スーティルのみとされている。