ミハエル・シューマッハのF1復帰について、元F1チーム代表のフラビオ・ブリアトーレは、2010年にメルセデスGPのマシンに競争力があれば、シューマッハが再び勝つチャンスがあると考えている。フラビオ・ブリアトーレは、ミハエル・シューマッハがベネトンで1994年と1995年に最初の2つのワールドチャンピンを獲得したときにチーム代表を務めていた。
ブリアトーレは、シューマッハは勝てると信じていなければF1復帰はしなかっただろうと話し、レースに勝つかは与えられるクルマ次第だと語った。「(シューマッハの復帰は)F1にとって素晴らしいことだと思う」とフラビオ・ブリアトーレは“Gazzetta dello Sport”にコメント。「彼はずっと復帰のことを考えていたと思うし、まだ速く走れると確信したので復帰を決めたのだと思う」シューマッハの年齢について質問されたフラビオ・ブリアトーレは次のように述べた。今年F1最年少デビューを果たしたハイメ・アルグエルスアリとは20歳も離れている。「レースに勝てるクルマがあれば、あまり問題ではないだろう」「昨シーズンはそれをはっきりさせた。ワールドチャンピオンになったドライバーが必ずしもその場で最高というわけではないからね」またブリアトーレは、シューマッハが引退する準備が整うまえにF1を去ったと感じていたと語る。「健康だったら、昨シーズン、すでにフェラーリで復帰していたと思う」「ミハエルは、ただ普通の生活を送ることはできないレーシングドライバーのカテゴリーに属している。レースから離れることはできないんだ」「前から思っていたのだが、彼が3年前に辞めたとき、引退する準備ができていなかったんだと思う。彼はもう2〜3シーズン競争力があっただろう」しかし、ブリアトーレは、シューマッハが再びワールドチャンピオンに挑戦できるかどうかは予測できないと語る。「わからない。たとえば、私は来年はアロンソとマッサのいるフェラーリがかなり強いと思っている」「ただ言えるのは、ロス(ブラウン)は彼を良く知っているし、メルセデスはずっと彼を追いかけていたということだ。しかし、繰り返し言うが、クルマが重要だ」ベネトン時代のミハエル・シューマッハとフラビオ・ブリアトーレ
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