メルセデスGPでのF1復帰が決定したミハエル・シューマッハは、メルセデスと3年契約で話をしていることを明らかにした。16年のF1キャリアで7度のワールドチャンピオンを獲得してF1から引退したミハエル・シューマッハだが、2010年にメルセデスGPでニコ・ロズベルグとチームを組みF1復帰することが発表された。記者会見のあとにメディア向けの電話会談に参加したシューマッハは、メルセデスGPとの契約が複数年契約であることを示唆した。
「僕たちは3年契約について話し合っている。一年限りではない。継続することを目指している」とシューマッハは語る。3年間コックピットに座るつもりであることを認めたシューマッハは、メルセデス・ベンツの大使の役割につく可能性があるも認めた。「確かにメルセデスのアンバサダーとして働く可能性もある。そういう気持ちになっている」しかし、シューマッハは、5度のタイトルを獲得し、その後もアドバイザーとして3年間在籍したフェラーリとの関係を終わらせることに対しての複雑な心境もあるようだ。「フェラーリとは特別な関係にあったし、他チームのために復帰することはなかっただろう。ロス・ブラウン(元フェラーリのテクニカルディレクター)とメルセデスベンツが本当に重要だった」またシューマッハは、契約にはナンバー1待遇が含まれていないことを明白にした。「僕が特定の待遇を受けていたという噂は常にあった。決してそのようなことはなかったと断言できる。待遇を決めていたのは常にチームだったし、今もそれはわからない」関連:メルセデスGP、ミハエル・シューマッハの起用を正式発表 - 2009年12月23日
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