ミハエル・シューマッハがスキー事故に遭ってから5年の月日が流れた。5年前の2013年12月29日、7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハは、家族と一緒にフランス・グルノーブルのメリベル・リゾート休暇を過ごしていた。ミハエル・シューマッハは、息子のミック・シューマッハとスキーをしていた際に転倒事故を起こし、岩に頭をぶつけた。
ミハエル・シューマッハはヘルメットをかぶっていたが、頭部に重傷を負ってグルノーブル病院にヘリコプターで搬送された。容体を安定させるために医学的に昏睡状態に置かれ、命を救うために2度の緊急手術を受けた。2014年の6月には昏睡状態から復活し、“小さな励みになる状況”と“意識が戻った瞬間”を示していたことを伝えられ、9月にスイスの自宅で療養を開始した報じられて以降、家族はシューマッハの容体については非公開にしている。最近、英国のタブロイド誌デイリーメールは「彼は寝たきりではない。チューブに繋がれて生きているわけでもない。彼は今でも週50,000ポント(約700万円)以上と推定される広範囲にわたる看護とセラピーを受けていると考えられている」と報じたが、真相は定かになっていない。来週1月3日にミハエル・シューマッハは50歳の誕生日を迎え、フェラーリはムゼオ・フェラーリで50回目の誕生日を記念したエキシビション「Michael 50」を開催する。事故当時14歳だったミック・シューマッハは、今年ヨーロッパF3選手権でチャンピオンを獲得。2019年からはF2にステップアップする。