ミック・シューマッハに最も近いレース仲間でさえ、ミハエル・シューマッハの容体については何も知らないと語る。7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハは、2013年12月にフランスでのスキー事故で頭部に重傷を負い、スイスのジュネーブ湖の自宅で療養を続けているとされている。
だが、ミハエル・シューマッハの容体を含めたプライバシーは家族によって守られており、滅多に公表されることはない。ミック・シューマッハに最も近いレース仲間であるニクラス・ニールセンは、今年ヨーロッパF3選手権でタイトルを獲得したミックの才能とパーソナリティを称賛する。「彼のことは良く知っている。プライベートでもね」とニクラス・ニールセンは BT にコメント。「彼はとても物静かで穏やかな男だ。とても素敵で友好的だし、誰とでも話をする」「誰のことも何も気にせずにひたすら勝利を望んでいるマックス・フェルスタッペンとはまったく違い。ミックはしっかりとしつけられている」ニクラス・ニールセンは、事故前のミハエル・シューマッハのことを知っており、“本当に素敵な人”だと語るが、事故以来、何も話されていないという。「完全に閉ざされているし、話されることはなかった」とニクラス・ニールセンはコメント。「ラルフ・シューマッハと彼のチームとまだ少しカートをしているけど、誰もそれについては離さない」「ミハエルは復帰の途中かもしれないし、完全にリハビリが完了したときにだけ再び登場するかもしれない。でも、何が起こっているかを言うのは難しい」「ミックも父親について悲しいとは言っていないし、たまに厳しいと言ったことがあっただけだ」