ミハエル・シューマッハは、元所属チームであるメルセデスが今シーズンここまでの飛躍を遂げるとは思っていなかったと認めた。メルセデスで2010年にF1復帰し、2012年まで同チームで戦ったミハエル・シューマッハは、ルイス・ハミルトンにシートを明け渡すカタチで2度目のF1引退生活に戻っている。
F1ハンガリーGPでは、ルイス・ハミルトンがポールポジションから移籍後初勝利を達成。ニコ・ロズベルグも今年2勝を挙げている。「去年を終えた位置を考えれば、彼らの今の位置は驚きだ」とミハエル・シューマッハは Eurosport にコメント。「僕も嬉しく思っている。でも、こうなるとは思わなかったね」復帰後の3シーズンで表彰台に1度上がっただけのミハエル・シューマッハだが、再び引退生活に戻って“本当に”満足だと主張する。「このスポーツがただ20レースだけじゃないということを忘れてはならない」とミハエル・シューマッハは述べた。「あの3年間でかなりのエネルギーが消費されたし、自分自身がそうありたいようなレベルで続けていくことはできなかっただろう」だが、ミハエル・シューマッハは、勝てるマシンとなったW04のステアリングを握っていないことに後悔はないと述べた。「レースをいくつか勝っただけでは僕には十分ではかっただろう。目標はタイトルを懸けて戦うことだ。それが僕のターゲットだった」
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