メルセデスAMGは、ルイス・ハミルトンと3年契約を結び、2013年からミハエル・シューマッハと交代することを発表。ミハエル・シューマッハは来季のシートを失った。だが、ミハエル・シューマッハは、まだ引退するか、他の選択肢を探すかについてはコメントを控えている。
メルセデスAMGのチーム代表は、ミハエル・シューマッハは時間をかけて来季の活動についての選択肢を検討していくだろうと考えている。ロス・ブラウンは「ミハエルは今後数ヶ月間でいろいろなことを考え、いろいろなことを思い出し、将来何をするか決めていくと思う」「ミハエルがどうしたいのか考えている間に、ルイスがチームに加わる可能性が高まっていき、結論を出さざるを得ないところまできた」「ミハエルは、チームのためにとても喜んでいる。しかし、今後数ヶ月間をかけて何をしたいのか考えると思う」「チームやメルセデス内でミハエルが何らかの役割を果たす可能性がある。特に彼は高級車の開発などに興味を持っている」ルイス・ハミルトンの移籍にあわせて、マクラーレンは後任としてセルジオ・ペレスと契約したことを発表。ザウバーに空席ができた。そのため、ミハエル・シューマッハがF1に残留する現実的な選択肢のひとつにザウバーの移籍がある。ミハエル・シューマッハのマネージャーを務めるサビーネ・ケームは、先週末のF1シンガポールGPでザウバーの経営陣と話し合っているところが目撃されている。サビーネ・ケームは、メルセデスAMGとミハエル・シューマッハの契約には“サマーオプション”と呼ばれる条項があったことを明かしている。「夏休み前に契約更新を望めば、2013年の契約を結ぶこともできました」とサビーネ・ケームは BBC に述べた。「私がザウバーを訪問したのは事実です」「彼らとは長い付き合いです。しかし、頻繁にザウバーを訪れているわけではありません」関連：メルセデスAMG、ルイス・ハミルトンとの契約を発表