2021年 F1世界選手権 第21戦 F1サウジアラビアGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。11位:ランス・ストロール(アストンマーティン)「ポイントが獲得できず残念だ。特に、最後は11位と、すぐそこまで来ていた。最初の赤旗は、その前にピットインしていた僕たちには不運だった」
「でも、その後の中断後のリスタートはどっちもうまくいき、10番手に浮上したんだ。一旦は後ろのノリス(マクラーレン)にかなりのギャップを築いたけおd、思ったよりもオーバーテイクが簡単で、僕たちはほんの少しストレートでペースが足りなかった。だから、10位にとどまることができなかった。マシンのバランスはいい感じだったので楽観的だったんだけど、最終的にはたぶん11位が精いっぱいだったと思う」12位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)「今日は体力的にも精神的にもかなりタフなレースだった。何回ものリスタートでリズムを保ち、タイヤ温度を維持しようとした。セーフティカーはいつだって難しいけど、全力を出したし、2回目のスタートで前方の接触に絡まなかったのは幸運だった。来週のアブダビの最終戦の前に教訓になるいいレースだった」13位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)「今夜のレースはクレージーだった。最初の赤旗が振られたときに、僕たちのレースは終わったと思う。ピットインを選んで、とてもよい順位につけていた。すべてがうまく行けば、現実的に5位か6位になっていたと思う。でも、レースが中断された。僕たちはとても不運だった。赤旗などが出るたびに、僕たちは不利な状況になるように見える。今日はあれほどのデブリのなか、フルセーフティカーが出動しなかったのは、やや危険なレースだったと思う。最終的に何も起きなくてよかった。今日はエステバンが大量ポイントを獲得したけど、アブダビでは確実にペースを取り戻し、ポジティブな形でシーズンを終える必要がある」14位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)「今日はタフな一戦になりました。レース序盤は苦戦することが多かったのですが、最後のリスタートを上手く利用していくつかポジションをあげることができました。少しプッシュしすぎたせいで、残念ながらベッテル選手(アストンマーティン)と接触してしまいました。その時点でのペースは悪くなかったので、無理せずに次のチャンスを待つべきだったと感じます。これについては自分の判断ミスだったと思っているので、レース後に彼には謝りました。ポイント獲得まで目前だったこともあり、とても悔しいレースになりました」15位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)「忙しいレースだった。特にリスタートと最初の数周はね。僕たちのペースはそれほど悪くなかったし、ポイントを争うことができていた。でも、ベッテルとの接触でダメージを負ってからは本当に難しくなった。あの件は大したことはでなかった。サイド・バイ・サイドになってコーナーを曲がろうとしたけど、接触してしまった。あれで僕のレースは完全に台無しになったし、そこから巻き返すことはできなかった」DNF:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)「大きなフロア破損でレースを終えるのはタフだったし、ポイント争いをするチャンスを失ったのは残念だ。レース序盤は、物事が有利に運んでいた。17番スタートだったけど、リスタート後はポイント圏内に入っていた。フェラーリ勢の前を走っていたけど、今日はペースが強くなかったので、プレッシャーを受けていた。最初のシケインで角田に追突され、最後尾まで落ちた。その後、キミとのインシデントがあり、ダメージがあって僕のレースは台無しになった。僕にはトラックでのポジションがあったし、あのコーナーは2台が並ぶ余裕はないので、キミが減速する必要があったと思う」DNF:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)「ターン3の混乱を抜けるとそこら中にクルマがいた。減速するためにブレーキを踏んだけど、後ろから当てられて宙に浮き、それで今日のレースが終わった。残念だけど、コース幅があんなに狭くて高速だと、マシンの大きさもあって、ああいう事故はほぼ避けられない。アブダビを前に、クルマからもう少しスピードを見つけて、もう少し上の位置で戦えるようにしたい。来週はウィリアムズで最後のレースだから、いい形で締めくくりたい」DNF:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)「チームにとって、ベストなレースウイークにはならなかった。コンストラクターズチャンピオンシップにおいて非常に痛いポイントを失ったので、アブダビで逆転できるようにトライしていく。僕にとって最初の赤旗はとても不運だったけど、2度目のリスタートは上手くいった。ガスリーとシャルル(ルクレール)をパスしてターン3に入ったところ、全員にとってスペースがなかった。シャルルと絡み、リアタイヤに彼のフロントタイヤが当たって、僕のレースは終わってしまった。全員にとってよくない瞬間だったけど、かなりの不運によるものだ。ポイント獲得が必要だったので、本当に残念だ。コース上でマシンに留まって、エンジンを再始動させようとしていたけど、やや往来の激しい場所だったので、リタイアせざるを得まなかった。今日はチームにとってとても重要なレースだったので、かなり痛いけど、アブダビへ向けて望みは残っている。まだ可能性はあるし、戦う余地も十分なので、シーズン最終戦にすべてを捧げます。楽しみにしよう」DNF:ニキータ・マゼピン(ハース)「残念だけど、相当の衝撃だった。ストップしなかったアドバンテージがあって、ターン2を出たところでストロールと競争していた。その先はいつも簡単な全開区間だから、どちらのマシンもそうなるはずだったけど、突然、前にいたラッセルがブレーキをかけた。僕もブレーキをかけようとしたけど、200キロから0まで止まるには行き場がなく、突っ込むしかなかった。リプレー映像を見たら、インサイドにも1台いたし、彼も自分自身が避けようとしていたことが分かった」DNF:ミック・シューマッハ(ハース)「残念ながら、(ジョージ)ラッセルのDRSウィンドウに入ろうとして、少しプッシュしすぎてしまった。ターン23でコントロールを失った。ペースはあったように見えたし、ウィリアムズに快適について行くことができていた。実際にそれは予想外だったし、モチベーションが高まっていた。でも、今回は少し高すぎたのかもしれない。ま...