F1サウジアラビアGPのプロモーターは、今年3回目のスプリント予選のトライアルに名乗りを挙げるとともに、2022年のF1カレンダーのシーズンの早い段階のスロットを獲得したいと考えている。今年、サウジアラビアでF1グランプリが初開催され、現状ではカレンダーの最後から2番目のスロットを埋めている。しかし、サウジアラビア自動車モータースポーツ連盟(SAMF)の会長であるハリド・ビン・スルタン・アル=ファイサル殿下はシーズン序盤のスロットを望んでいると語る。
実際、今シーズンも序盤戦での開催を希望していたが、会場がなかったため時間内に準備ができなかったとし、後半戦に組み込まれることは今シーズンにのみ合意されたことだとハリド・ビン・スルタン・アル=ファイサルは語った。「プロモーターとして、私たちは終盤戦ではないことを好んでいる」とハリド・ビン・スルタン・アル=ファイサルは語った。「チームは序盤戦で本当に良いことをすることがでるし、他のレースはプロモーターとしてそれほど興味はなかった」「シーズンの序盤にレースをしたかったが、トラックの作業と準備をしなければならなかった時期であり、2021年の初めにレースをすることはできなかった」「我々の決定は、2021年の終盤戦にレースを行うか、2022年の序盤戦にレースを行うことでした。我々の決定は、2021年にレースをしたかいということだった」「したがって、2022年にレースをするのに何がベストかについてF1と話し合っている。うまくいけば、合意に達することができるだろう」2021年シーズンの最も注目すべき点の1つは、日曜日のメインイベントのスターティンググリッドを決定する土曜日のスプリント予選の導入だ。最初のトライアルはシルバーストーンで行われ、2回目のトライアルはモンツァで行われる。3回目は、まだ確認されていないが、サウジアラビアが名乗りを挙げた。「先週末のシルバーストンにいましたが、観客としてもプロモーターとしても本当に楽しかった」とハリド・ビン・スルタン・アル=ファイサルは付け加えた。「良いことだと思う。見ることができるレースが多く、土曜日により多くのアクションがある。我々はスプリントレースが行われる国の1つになりたいと思っている」「今後、F1が決定するが、どうなるか見ていきたい。ヨーロッパの3か国目の別の国か、もしくは中東がそのひとつになるののか? 私はサウジで見たいと思っている」