ザウバーの新しいスポンサーであるテルメックスは、チームへの部分的な介入を否定している。メキシコの大富豪カルロス・スリムがオーナーを務めるテルメックスは、来年ザウバーのドライバーとして契約したセルジオ・ペレスとともに、来年のザウバー C30で大きなスポンサースペースを占めることになる。しかし、チーム代表のペーター・ザウバーは、テルメックスへのチーム売却を否定。契約はスポンサーのみだと主張している。
だが、ザウバーは来年、小林可夢偉とニック・ハイドフェルドのペアを望んでいたとされ、テルメックスの影響力が注目されている。「我々は協力者に過ぎない」とカルロス・スリム・ドミットはコメント。「チームの構造や決定は彼らの仕事だ」またカルロス・スリム・ドミットは、セルジオ・ペレスの起用がテルメックスのスポンサーシップの条件だったとの噂も否定。テルメックスがザウバーへのスポンサーを決定する前に、ザウバーはセルジオ・ペレスとの契約にサインしていたと説明した。ザウバーの2011年のテスト兼リザーブドライバーを務めることになったエステバン・グティエレスもテルメックが支援している。関連:・ザウバー、2011年のセルジオ・ペレスとの契約を発表 ・ザウバー、テルメックスとのスポンサー契約を発表
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