ザウバーは、F1シンガポールGP予選で小林可夢偉が10番手、ニック・ハイドフェルドが15番手だった。小林可夢偉 (10番手)「本当にうれしいです。予選で何周かいいラップを出せました。金曜日のフリー走行時点では簡単ではなかったです。僕にとっては初めてのコースだしとてもチャレンジグで、さらに暑さや照明なども特別です。フリー走行ではクルマに満足していませんでしたが、チームが素晴らしい仕事をして改善してくれたおかげで予選ではクルマのバランスはよかったし、僕の結果は今日チームが達成できる最大限のものだと思います」
ニック・ハイドフェルド (15番手)「完全には満足していない。もっと多くを望んでいたし、クルマの最大限を引き出せたとは思わない。でも、昨日初めてこのクルマをこのようなタイヤでドライブしたことを考えれば、それは現実的ではなかったかもしれないね。学ぶことはたくさんあるし、すぐにそれから利益を得られると確信している。フリープラクティスでレースコンディションでのロングランはかなり良かったので、レースにはそんなに悲観的にはなっていない。明日なにができるか見てみようよ」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「昨日から今日にかけてクルマのバランスを改善するため、主にメカニカルな部分でいくつかクルマのセットアップを変えたが、ドライバーふたりともなかなか安定しなかった。今日のフリー走行の間にさらに改善があったが、可夢偉のクルマにはまだいくつか取り組むべき問題があった。それを予選に向けて解決できた。ニックのほうがバランスに対して好感触だったが、少しトラクションの面と、我々にとって一番の問題である縁石越えに手こずっていた。実際なところフリー走行3回目が終わった時点で我々がどの辺りにいるのか分からなかった。可夢偉は予選第2セッションで素晴らしいラップを刻んでトップ10に入った。いつも難しいことだが、今日彼はクルマとタイヤの性能を最大限引き出してくれた。最高のラップだった。ニックもまずます近い位置にいたが、最初の周に問題があり、タイムの計測を1周しかできなかった。ただ、彼は今週非常に短い時間で多くを学ぶ必要があり、さらに予選も久しぶりだったことを考えるといい仕事をしたと思う。今日はチームの優れた仕事と可夢偉も素晴らしいラップを見ることができた。明日のレースでは入賞争いができると期待している」関連:F1シンガポールGP 予選:フェルナンド・アロンソがポールポジション
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