ザウバー・グループのCEOに就任したアンドレアス・ザイドルは、新しい役割における一連の重要な目標を概説し、この事業を従業員とファンにとって「望ましい」ものにすると同時に、彼らをレースで勝利する力に変えたいと説明した。ザイドルは2023年初頭、マクラーレンのチーム代表から現在はアルファロメオがスポンサードするF1チームを運営するザウバー・グループのトップに就任した。
ザウバー・グループのウェブサイトに掲載されたQ&Aで、ザイドルは今後のビジョンと、スイスに本拠を置くチームをコース上でもコース外でも前進させるためにどのような貢献ができるかについて考えを述べた。「グループのあらゆる分野が成長しており、短期、中期、長期にわたってその軌道を継続したい」とザイドルはコメントした。ザイドル、マクラーレンのF1チーム代表からザウバー・グループのCEOに転身「チームは、長年にわたって継続的な成長とスポーツの成功を通じて、オントラックとオフトラックの両方で、その能力を示してきた」「ヒンウィルのファクトリーにおける将来のビジョンは明確だ。前進を続け、最終的には表彰台と優勝を争うチームになりたいと考えている」「我々は、社員、ドライバー、パートナーなど、みんなが憧れるチームになりたい。ファンがフォローしたくなるようなチームになりたい」「私の焦点は、チームとともに、そこに到達するための明確な計画を練り、実行することだ」ザウバーにとって大きな変化は、2026年から始まる次のF1エンジンサイクルにおけるドイツの巨大自動車メーカー、アウディとの戦略的パートナーシップだ。アウディがザウバーをワークスチームに選んだことについてザイドルは「ザウバーのすべての人に安定性と明確な方向性を提供できるため、非常に重要なことだ」「グループとして、我々は素晴らしい未来が待っていることを知っている。同時に、我々のすべての焦点は今ここにあり、アルファロメオの来シーズンの短期的なパフォーマンスと、フェラーリとの成功した(技術供給)パートナーシップを今後3年間継続することにある」ザウバーが運営するアルファロメオは、昨年のF1コンストラクターズランキングでアストンマーティンを抑えて6位に入り、2023年シーズンの最初の2ラウンドを終えて同じポジションをキープしている。
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