ペーター・ザウバーは、再びF1チームに深く関与する可能性をほのめかした。ザウバーの創設者であるペーター・ザウバーは、BMWがF1から撤退したあと、チーム代表に復帰したが、ヒンウィルのファクトリーでの日々の運営は行っていない。ペーター・ザウバーは、グランプリのトラックで効果的に管理するだけであり、代わりにモニシャ・カルテンボーンがチーム初の女性マネージングディレクターに就任した。
ザウバー C29は冬季テストでは力強いパフォーマンスをみせていたが、今シーズンは既存チームで唯一となるノーポイントに終わっている。チームの苦境には“根深い”理由があるかという問いにザウバーは「確かに。それは事実かもしれない」とコメント。「私が2006年にBMWにチームを売却したとき、私はきっぱり退くことに決めた。私にとって重要なことは、物事から一定の距離を置くことだった」「現在、私にはかなり多くのやるべきことをあることがわかった。この分析のプロセスは進行中であり、近い将来、その結果がわかるだろう」