タチアナ・カルデロンは、今週末フィオラノ・サーキットで再びザウバーのF1マシンをテストする。ザウバーのテストドライバーを務めるコロンビア出身のタチアナ・カルデロンは、土曜日と日曜日にッフェラーリのテストトラックでV8エンジンを搭載したザウバーの2013年F1マシン『C32』を走らせる。
タチアナ・カルデロンは、今月初めにメキシコシティのサーキットでザウバーの今季マシン『C37』をドライブしてF1マシンでデビューを果たしており、今回は2度目のテストとなる。ザウバーは、フィオラノでのテストは“タチアナが学習プロセスと育成を進める上での素晴らしい機会を提供する”としている。タチアナ・カルデロンは「今月初めのデビューの後、こんなに早くに再びF1マシンに乗れることをとても嬉しく思っています」とコメント。「さらなる経験を積み、これらのクルマについてもっと多くのことを学べるのはエキサイティングなことです。チームと一緒に仕事、開発、改善を続けていきたいと思っています」ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは「タチアナ・カルデロンがフィオラノで2日間のテストを実施できることを嬉しく思う」とコメント。「彼女は最近のプロモーションイベントで、献身、集中、スキルに関してチームに感銘を与えた」「我々はタチアナが最高レベルで走行するために必要なものを兼ね備えていると確信しており、今後おンテストでより多くの経験を積んで進歩を見せてくれるのを楽しみにしている」ザウバーは、チャロウズ・レーシングと提携して育成プログラム『ザウバー・ジュニアチーム』を設立。F2、F3、F4を横断して若手ドライバーを育成していくことを発表している。