ザウバーは、チャロウズ・レーシングシステムと提携して『ザウバー・ジュニアチーム』を設立。シングルシーターの下位カテゴリーを横断して参戦し、ドライバーを育成していくことを発表した。ザウバー・ジュニアチームは、ザウバーが技術面、競技面、商業面をサポートし、F2、国際F2、ドイツとイタリアのF4に参戦する。アブダビGP後の11月29日から12月1日に開催される3日間のF2テストで最初のテストを実施する。
チャロウズ・レーシングシステムのチームオーナーを務めるアントニン・チャロウズは「ザウバー・モータースポーツとジュニアチームのパートナーシップを確立することは、チャロウズ・レーシングシステムの歴史において誇り高き瞬間であり、2019年に3つの異なるうレースカテゴリーで優れたドライバーを起用していくことを楽しみにしている」とコメント。「ザウバー・ジュニアチームは、国際モータースポーツにおける非常にエキサイティングな育成だ。ドライバーにF4からF1まで1つのチームで進歩していくチャンスを与える。ユニークなモデルであり、関与する全員がエキサイティングな見通しを持っている」ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは「レースはザウバー・モータースポーツのDNAの不可欠な部分であり、ザウバー・ジュニアチームは、当社の歴史における重要なマイルストーンとなる」とコメント。「ザウバーには、ミハエル・シューマッハ、セバスチャン・ベッテル、そして、今後のスターであるシャルル・ルクレールのようなドライバーと仕事をして、ドライバーのポテンシャルをフルに発揮させる手助けをしてきた長い歴史がある」「ザウバーはこのプロジェクトでジュニアシリーズからモータースポーツの頂点まで完全かつ専用のプログラムでレーシングプラットフォームをさらに拡大していく」「我々はすべてのシリーズで成功を収めてきた非常にプロフェッショナルなチームであるチャロウズ・レーシングシステムとパートナーを組むことを嬉しく思っている」フォーミュラV8 3.5に参戦していたチャロウズ・レーシングシステムは、今年からフェラーリと提携してF2に参戦。ルイ・デレトラズとフェラーリのジュニアドライバーであるアントニオ・フォコを起用していた。また、ザウバーはテストドライバーとしてタチアナ・カルデロンを起用している。
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