今週、メキシコでザウバーとの公式テストで初めてF1マシンを走らせるタチアナ・カルデロンは、女性ドライバーがF1でも走れることを示したいと語る。ザウバーのテストドライバーを務めるコロンビア出身のタチアナ・アルデロンは、F1メキシコGPが開催されたアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでフィルミングデーを利用したプロモーションイベントでF1マシンでの初走行を実施する。
今年、GP3に参戦するタチアナ・カルデロンは、1ラウンドを残して9ポイントを獲得して16位につけている。タチアナ・カルデロンは、ザウバーとのテストは女性がモータースポーツ界でもっとリスペクトさせるべきであることを示す絶好の機会を与えてくれると考えている。「もちろん、プロモーションでの走行ですし、私の母国は数マイルしか離れていないので嬉しく思っています。ですが、ステアリングホイールに慣れ、スタッフと仕事をして、プレシャーにどのように対処できるかを確認する初めての経験になります。うまくやれると思っています」とタチアナ・カルデロンはコメント。「私たちが身体的や精神的にF1カーを走らせる準備ができているのか疑いを持っている人がたくさんいることはわかっています。今回はそれを証明する機会です。多くの目的があると考えています」タチアナ・カルデロンは、まもなく開始する女性だけのレースシリーズ“Wシリーズ”を称賛しているが、女性が競争するためのプラットフォームは必ずしも必要ではないと考えている。「もちろん、新しいシリーズは起こっていますし、予算に苦しんでいたり、男の子と競争する準備を始めようとしている女の子にとっては役に立つと思っています」とタチアナ・カルデロンはコメント。「その意味では、モータースポーツと女性の参加を促進したいと思う人が本当に挑戦できない場合、組織に感謝する必要があります」「ですが、私の見解では私たちは同じ条件でも競争できます。いずれにしろ、F1に到達したければ、F2を通過する必要があります」関連:タチアナ・カルデロン、ザウバー C37でのF1初走行が決定
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