ザウバーのテクニカルディレクターを務めていたヨルグ・ザンダーの離脱は彼のアルコール問題に原因があったと報じられている。ザウバーは5月2日(水)付けでテニクニカルディレクターを務めていたヨルグ・ザンダーが離職したことを突然発表。ヨルグ・ザンダーは、アウディのFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1プロッジェクトで働いた後、2016年後半にザウバーに加入。テクニカルディレクターとして2018年F1マシン『C37』の開発を指揮していた。
ザウバーは、ヨルグ・ザンダーの後任を指名しておらず、当面は各部門のトップがチーム代表のフレデリック・バスールの直属になるとしている。スイス紙 Blick の報道によると、ヨルグ・ザンダーのザウバー離脱は、アルコール乱用にとっていくつか個人的な問題を起こしていた結果だと報じた。ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは、ヨルグ・ザンダーの離脱は、彼の個人的な問題に関連した“厄介”な出来事だったと認める。「我々はかなり厄介な状況に陥っていた」とフレデリック・バスールはコメント。「だが、もう我々は前を向かなければならない。我々はすでに2019年のマシンの開発を開始している。それにいバルセロナでのレースにむけた準備もしていかなければならない。そこでどのようなパフォーマンスを発揮できるか見てみることにしよう」今年アルファロメオと提携を開始したザウバーは、先週末のF1アゼルバイジャンGPでシャルル・ルクレールが2年ぶりに6位入賞を果たしている。開幕4戦を終えて、ザウバーは10ポイントを獲得して、コンストラクターズ選手権で9位につけている。ヨルグ・ザンダーは、これまでブラウンGP、ホンダF1、BAR、ウィリアムズ、BMWザウバーなどでキャリアを積み上げておりF1で幅広い経験を持っていた。
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