ザウバーが、ホンダのパワーユニットを搭載することに関心を示しているとスイスのメディアが報じている。ザウバーは、F1ハンガリーGP前にロングボウ・ファイナンスにオーナーシップが変更された。ザウバーは、2017年に大規模な構造改革を計画しており、新たにCEOに就任したパスカル・ピッチ氏は、ホンダ・エンジンへの変更を検討しているという。
ザウバーは、BMWに運営を移した時期を除けば、伝統的にフェラーリとの関係が深いが、チームの資金難もあり、最近では必ずしも両社の関係がうまくいっていないとも伝えられていた。実際にザウバーがホンダ製パワーユニットを搭載することになれば、ホンダにとっては2チーム目の供給ということになり、現在のマクラーレンへの独占供給に比較して開発スピードが大幅に促進されることが期待できる可能性がある。しかし、ホンダはこの件について「何も打診はない」と否定している。