ザウバーは、2014年はリザーブドライバーを務めるロビン・フラインスを保持しないと述べた。昨年フォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンを獲得したロビン・フラインスは、昨年冬にザウバーのサードドライバーとして登録された。だが、ザウバーは、今月で期限切れになるオプション契約を行使せず、ロビン・フラインスを保持しないことを決定した。
今年GP2に単発で参戦しているロビン・フラインスは、今週末のモンツァではレースをせず、ザウバーでレースに出席しないことになっている。「今どうなっているのかはわからない」とロビン・フラインスはコメント。「僕が知っているのは、僕は家にいて、みんなはモンツァにいるということだ」「僕はフリーエージェントだ。ザウバーを非難はしない。彼らはチームとして生き残っていなかければならないし、僕はそれを理解している」「もちろん、彼らは若手ドライバーと素晴らしい歴史があるし、F1でのチャンスを与えてきた」「でも、誰もが彼らの財政状況は知っているし、それは僕にはどうすることもできないことだ」フォーミュラBMW、フォーミュラ・ユーロカップ、フォーミュラ・ルノー3.5とジュニアシングルシーターで3連続でチャンピオンを獲得してきたロビン・フラインスは、2013年に対処するのは非常に難しかったと語る。「今年はかなり沈んだね。腹立たしかったけど、僕にできることは何もなかった」「ヒルマー・モータースポーツのGP2初勝利の手助けができたし、大きな業績だと誇りに思っている」「でも、それ以外は酷い一年だった」「誰かが僕に何ができるかを示すチャンスを与えてくれることを願っている」ザウバーはシミュレーターを持たない数少ないF1チームのひとつであり、ロビン・フラインスがリザーブドライバーとしてF1マシンで走ったのは、シルバーストンでの若手ドライバーテストでの走行のみに限られた。ザウバーは、ロシアの投資家との契約の一部として、2014年にセルゲイ・シロトキンをF1デビューさせるべく準備を進めている。
全文を読む