ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、ロシア企業の契約がなくても、破産の危機に瀕してはいなかったと主張する。モニーシャ・カルテンボーンは、ロシア企業とのパートナーシップによって長期的な将来を確保できたが、チームが消滅寸前だったとの見方を否定した。モニーシャ・カルテンボーンは、契約に取り組む一方で、頼れる他のオプションもあったと主張。報じられていたような財政危機には陥っていなかったと述べた。
「契約の範囲により、時間がかかることはわかっていましたし、書かれていたことに落胆したり、邪魔されるようなことはありませんでした」とモニーシャ・カルテンボーンはコメント。「我々は契約を成立させることに集中していました。しばらくの間、パートナーと働いていました」「我々が“これを得られなければ生き残れない”と考えていたというのは正しくはないです」「以前にも厳しい時期を経験していますし、我々が生き残れることはわかっています」モニーシャ・カルテンボーンは、契約は単にグリッドに並べることを保証するのではなく、チームが確実に進歩できることを確実にするというザウバーの長期的な焦点を表していると述べた。「他にもオプションがあったのは明らかです。ですが、我々はチームにとってこれがベストだと感じていました」「それが我々の焦点でしたし、この契約が成立すれば、実際に我々が進歩していくための長期的な基礎を築けることがわかっていました」「今、それが実現しようとしています」契約により、17歳のロシア人ドライバーであるセルゲイ・シロトキンがザウバーの育成プログラムに加入し、2014年にはフルタイムのドライバーに昇格するとみられている。モニーシャ・カルテンボーンは、現在のリザーブドライバーであるロビン・フラインスと議論の場をもつ必要があると述べた。「源氏あ、彼は難しい状況にあります」「彼のキャリアのこの段階では、彼は走行距離と経験を本当に必要としています。まもなく彼と座って、状況を議論するつもりです」