ザウバーは、F1日本GPの予選で、小林可夢偉が10番手、セルジオ・ペレスが17番手だった。小林可夢偉 (10番手)「鈴鹿の予選でトップ10に入ることができて本当にうれしいです。大勢のファンを見るのをすごく楽しんでいます。フリー走行ではクルマのバランスにかなり手こずりましたが、予選に向けてのセットアップ変更がうまくいきました」
「クルマのペースからも、僕たちの新しい空力パッケージがうまく機能しはじめていると思います。Q1とQ2のラップは良かったし不満はありません。明日のレースに向けていくつかいいタイヤを持っていますし、大事なのはレースです。サーキットに来てくれている大勢のファンの目の前でポイントを獲りたいです」セルジオ・ペレス (17番手)「可夢偉の結果を見れば、マシンはかなりコンペティティブなことがわかると思うし、僕もQ3に進めると楽観的に考えていた。でも、Q1の最後のラップのセクター2で、突然ハイドロリックにトラブルが発生して、パワーステアリングから始まり、すべてを失ってしまった。それでQ2で走ることができなかったし、それにはもちろん落ち込んでいる。メカニックはとても一生懸命作業してくれたし、修理しようとしてくれたけど、さらに調査しなければならないし、レースには問題ないと確信している。風邪をひいていることもあり、僕にとって簡単な週末ではない。でも、ポジティブに考えている。明日のレースのために多くの良いタイヤがある」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「今朝はここに持ってきた新しいパーツを継続して使い、予選に向けていくつかの妥当な解決策を見つけることができた。フリー走行3回目の後、ドライバーふたりともいい手応えを感じてはいたが、可夢偉はいくつかのタイトなコーナーについてまだ満足していなかった。予選で可夢偉は素晴らしい仕事をしてQ3に進出してくれた。彼自身いいラップを走ったし、クルマが期待していたとおり機能していることを示してくれた。明日も力強いレースがしたいと思う。セルジオは非常に残念だった。彼もトップ10に入るチャンスがあったが、残念ながら彼のクルマに油圧系のトラブルが起きてしまった。メカニックがなんとか短時間で直そうと試みてくれたが、これ以上の問題を引き起こすリスクを避けて、彼を送り出さなかった。この原因は今晩調査する」関連:F1日本GP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
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