インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースでインディカーGPの公式予選が行なわれ、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は11番グリッドを手に入れた。午前中に行なわれたプラクティスで9番手のタイムをマークした佐藤琢磨は、グループ1から臨んだ予選の第1セグメントを1分8秒0663のトップタイムで通過。第2セグメントでは1分8秒3300で11番手となり、惜しくも第3セグメント進出のチャンスを逃した。
佐藤琢磨「このコースで行なわれたテストデイではいい結果が得られなかったので、今日は異なるコンセプトのセットアップを持ち込み、これをベースに作業を続けています。予選ではとても速いスピードを披露できましたが、第2セグメントでは残念ながらトラフィックに阻まれ、タイアを十分ウォームアップできませんでした。アタックできたのは最後の1ラップだけで、期待したほどのグリップが得られなかったため、第1セグメントでコンペティティブなタイムをマークしていながら最終的には11番グリッドという悔しい結果に終わりました。ただし、このコースはオーバーテイクが可能なので、明日については引き続き楽観的に捉えています」関連:インディカー | 第5戦 予選:ローゼンクヴィストが初PP獲得 佐藤琢磨11位