佐藤琢磨は、インディカー 第9戦 デトロイトの決勝で、終了間際までトップを争うもクラッシュ。10位でレースを終えた。8番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、序盤は苦しい展開。さらにピットストップでアクシデントに巻き込まれ、ノーズ交換を強いられて周回遅れに。だが、その後はアクシデントを避け、上位争いに復帰する。
数回のイエローコーションを経て、残り20周でのリスタート時点ではトップ5圏内で一時はトップを争う展開。しかし、残り5周のところでイン側の芝生に乗ってスピン。最後はウォールにクラッシュしてレースを終えた。「トップ争いに加わっていたので、残り数周というところで・・・でも、行く手を阻まれちゃって、どうしようもできなかったですね。横にもクルマがいて、グリーンに落ちてしまったので。グリーンに落ちて、クルマがボトムアウトして、一気にコントロールを失ってしまったんですけど・・・非常に残念でしたね」「チームのなかでもダウンフォースかなり削っていた方だったので、序盤は苦しかったですし、ピットストップでアクシデントに巻き込まれてしまってからは、しばらく同一ラップに戻るまで時間がかかってしまったんですけど、その後はアクシデントを潜り抜けて、非常に展開としてはいい方向だったのですし、最後はトップ争いに加われたので、非常にいい感じには来ていたんですけど・・・残念です」今回のレースを終えて、チャンピオン争いでトップとのポイント差は14ポイントとわずかに広がったものの、ランキング3位をキープしている。佐藤琢磨は、この後、日本へと飛び、12日(月)に到着。13日には記者会見、14日にはウエルカムプラザ青山でファンイベントに参加する。関連:【インディカー】 第9戦 結果:パワーが優勝、佐藤琢磨はクラッシュも10位
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