佐藤琢磨は、インディカー 第14戦 ミッドオハイオの予選を16番手で終えた。佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、インディカーにデビューした2010年のミッド・オハイオで予選3番手になり、2011年には予選9番手から4位フィニッシュを記録している。金曜日の2回のプラクティスでともにトップ5入りしていた佐藤琢磨は、予選を前にした土曜日午前中のプラクティスでは13番手だったが、ソフトタイヤを使用する予選では上位での戦いが期待されていた。
佐藤琢磨は今週末の自己ベストを更新する1分5秒5933を第1セグメントの第2グループでマークし、6番手で第2セグメントに進出するものと思われた。しかし、計測終了間際に2台が佐藤琢磨と5番手のドライバーの間に割って入ったため、佐藤琢磨の予選結果は第1セグメントの第2グループで8番手となり、明日のレースには16番グリッドからスタートすることが決まった。佐藤琢磨(16番手)「金曜日のプラクティスの時点でマシンのフィーリングが非常によく、上位のタイムを出せていました。しかし、予選ではほんの小さなタイム差によって、第2セグメントへの進出を逃しました。ミッドオハイオは、オーバーテイクしやすいコースではありませんから、16番手は厳しいグリッドになります。ただ、私たちには新品のソフトタイヤが2セット残されていますから、そのアドバンテージをうまく利用して、上位へと食い込んでいくつもりです。明日のプラクティスでもう一度マシンの向上を目指し、レースでは作戦も上手に使って、トップグループへと進出したいです」
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