佐藤琢磨は、インディカー 第9戦 アイオワの予選を14番手で終えた。第9戦アイオワでは、全く新しい試みとしてスターティング・グリッドを決定するために予選レースを導入。3つの予選レースが開催された。昨年のアイオワでインディカーでの初ポールポジションを獲得した佐藤琢磨だが、事前テストを行わなかったために厳しい戦いを余儀なくされている。
プラクティス1でセッティングを開始し、予選レースのグループを決定する大事なプラクティス2ではさらにマシンを煮詰める計画だったが、セッティングに不具合があったためにデータ収集も計画通りに進んでいない。予選レースでの佐藤琢磨はさらなるデータ収集に努めたこともあり、8番手スタートで8位フィニッシュ。明日のレースには24番グリッドから出場することになった。佐藤琢磨 (24番手)「簡単な一日とはいかず、実際には非常に難しい一日となっていました。私たちとしては、マシンのセッティングで大きな進歩を遂げることができました。しかし、もっとスピードアップを果たす必要があります。明日のレースに向け、さらにマシンを進歩させるのは簡単ではありませんが、必ずやマシンを向上させます。今晩、すべてのデータを集め、明日のための準備を行います。予選で短距離ながらレースを行えたことは、マシンを理解する上でよかったと考えています」
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